こんにちは。つのさきこめこと申します。
社会人となって数年経ち、仕事にも慣れてきた。ふと気がついたらアラサーと言われる年代になっていた。とは言ってもまだまだ20代!三十路なんてまだ先よ。
という方々にちょっと見ていただきたい物がある。
ライフイベント表を作ってみた
これは、ふと出来心で作ってみた、「もしも結婚して子育てをするなら、いつ子育てをして介護をするのか書き出してみた表」である。
もちろん、これは介護の時期だって仮定だし、子育て結婚の時期はあくまでも理想像でしかない。
しかし、これを書き出した時には子育てと親の介護のタイミングのあまりの綱渡り感に驚いた。
とともに是非とも全国の同年代の方々に見てほしいと思ったのである。
あの時親を見て、私と姉弟の全員が大学を卒業して息つく間もなく祖父母世代の介護が始まりつつあるなあと、そして、自分はどうなんだろう?と疑問に思った自分をほめたい。マジで。
人生のイベントを書き出してわかったこと
子育ての際に親の力を期待するなら、子供は30代前半に産むのが理想。
それ以降になると親の生活習慣によっては子供の遊び相手とかを頼むのは大変になりそうだ。
30代前半に出産を済ませたいなら、結婚……交際相手がいない私はお相手探しから必要だが、それを30歳までに済ませておく必要があることがわかった。
もちろん、相手の意向・両者の経済状況・年齢によって、子供はいらないかもしれないし、複数人を望むことになるかもしれない。しかし、そもそも子供を持つ、それも複数人持つという選択肢を用意するためには結婚時期そして妊娠予定時期はきちんと見ておきたい。
あくまで理想論だけど。
いまどき40代だって高齢出産だけど出産できないことはないとは知っている。
何なら知人に42歳で子供を産んだ方もいる。しかし、彼女は言っていた「体力が持たない」と。彼女の子供はインドア派の女の子だというのに。ヤンチャボウズトカダッタラヨケイタイヘンダア……
というわけで私はどれだけかかるか不明な再就職へのリハビリの傍らで婚活をすることになった。
ライフイベント表の書き方
自分語りを散々させてもらったが、上記はあくまでも私の場合。
人それぞれ、生まれたときの親の年齢や兄弟構成、置かれている状況は違うと思うので我流で恐縮だが、書き方を伝授する。
なお、平均寿命や出産可能年齢などは医療技術によって変動するかもしれないので、この記事が書かれてからあまりにも時間が経ってから見てくださった方はご自分で調べ直した方が良いかもしれない。
①用意するもの
ノートまたはルーズリーフ。罫線があると書きやすいと思う。
ペン。多色ペンだと項目ごとに色を分けられて見やすいかも。
最後の「○○色の文字で記入」と書いているのはつのさきが使用したペンの色です。
(黒・赤・青・緑・オレンジを使用)
②自分の年齢から100歳くらいまで左端に書く
表の左端に自分の年齢の数字から100くらいまで書いていく。
私はノートの行数の関係で89歳まで書いていた。そこらへんは誤差。
めんどくさい人は5歳ごととかでも大丈夫。でも、1年につき1行当ててほしい。
黒色の文字で記入
③自分の出産関連の年齢の情報を記入する
次の3つを書き入れよう。
- 30歳 出産リスク上昇
- 35歳 高齢出産
- 45歳 出産の上限
オレンジ色の文字で記入
④両親の健康寿命などの情報を記入する
次の項目を記入しよう。
自分の親の年齢を反映させて、
- 還暦 男女ともに60歳
- 健康寿命 男性は72歳、女性は75歳
- 平均寿命 男性は81歳、女性は87歳
実際には寿命は平均値でしかないが、指標にはなると思う。
緑色の文字で記入
⑤自分の健康寿命などの情報を記入する
次の項目を記入しよう。
- 還暦 男女ともに60歳
- 健康寿命 男性は72歳、女性は75歳
- 平均寿命 男性は81歳、女性は87歳
赤色の文字で記入
これで準備は完了!
⑥子育て時期や仕事のピーク時期などを記入していく
これまでに書いてきたデータを見ながら子育てに集中できそうな時期を探し出したりする。
私は以下の順で書いていった。
- 親の介護が早ければ始まる時期(=健康寿命後)には子供に手がかかる時期(←0から10歳程度と仮定)が終わっているように出産時期を設定。
- 出産時期から子育て期間を出す。教育費のかかる時期(=子供が大学生)と子育て終了タイミングを書き込む。
- 婚活時期がわかる。
- 介護と子育ての時期の被りがわかる。無理がないように調整。
- 仕事への比重を記入
- なんとなくの老後の過ごし方を妄想して記入
こんな感じで記入していくと書き上げることができると思う。
まとめというか補足というか蛇足というか
今回はアナログで書き出すことを前提に説明したが、エクセル等を使ってもできると思う。
また、記入項目も人によっては足してもいいし、引いてもいいと思う。
男性が実践する場合は子育て時期を定年時期や体力気力を勘案した数字から出してもおもしろいと思う。
皆さんの使いやすいように書いていっていただけると嬉しい。
漠然としすぎてよくわからない未来を少しでも具体的な形で想像できるようになればと今回のワークを共有した。
特別な道具はいらないので是非やってみてくれ。
なんなら⑤の準備段階まででも発見は多い。とってもとってもおすすめ。
⑤までだったら、やっても失うものは紙1枚と時間が5分程度だし。
使用していたノートとペンはこれ。
ちっさいから携帯性抜群。バレットジャーナルに使用中。安価だからこそガシガシ使える。
一時フリクションを使用していたが、電子レンジでチンした熱々のおにぎりを鞄に入れたところ、ペンの真横に入れてしまい、芯が一本丸ごと透明インクになった悲しい事件からスタイルフィットに戻ってきてそれ以来ずっと使用しています。
使用ホルダーはディズニーコラボのドナルドダックの5本用。
バレットジャーナルに興味のある方は是非、提唱者のライダーが書いたこの本をおすすめしたい。
バレットジャーナルの本質は素早く情報を記入しつつ、振り返りもしやすくする工夫にあることがわかる良書。ネットでかじれる情報以外の情報が入っている。
このバレットジャーナルを実践していて、そのコレクションページの一つとして今回紹介したノートページは書いた。そして、自分の人生を動かす決断ができた。
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